築40年の一戸建てで3匹のにゃんずと暮らすアコです。
今日は、3匹目の猫を迎え入れた時の様子、先住猫との接し方、多頭飼いの良い点、悪い点などを書いていこうと思います。
3匹目の猫を保護したきっかけ
近所で生活している野良猫ちゃん。
2匹目のチョコちゃんのお母さんでもあります。
(私たちはミルクと呼んでいます)
時々見かけていたのですが、お腹が大きくなっている様子でした。
母猫のミルク
↓
子猫を発見
そしてとある日のこと。
仕事へ行くためにお家を出て歩いていたら、子猫3匹が空き地にいるではないですか。
思わずヒョイと2匹をキャッチ。
目がグジュグジュで猫風邪なのか、なんらかの病気なのか。といった様子でした。
とはいえ、我が家、3匹目はちょっと。。。ましてや一気にさらに4匹になるのは。。
猫の命を預かるわけですから、簡単には決められません。
ちゃんと覚悟を持って引き受けなくてはなりません。
後日、獣医先生にこの事を話したところ、目薬の開封からの使用期限的には1ヶ月程度だそうで、あまり使わない方が良いそうです。
結果的には、これで少しはマシになった様子でしたので、良かったのですが、ご使用の際にはお気をつけください。
数日後、我が家の周りをウロウロとする母猫と2匹の子猫。
その様子と言ったらたまらないものがありました。
3匹いたはずなのに、2匹しかもういませんでした。
おそらく、生き延びることが出来なかったのでしょう。。。
様子を見ていると、子猫はお母さんからミルクをもらいたそうにしているのですが、ママ猫はミルクが出ないのか、理由は分かりませんが、まるまったままなのです。
育児放棄、とまではいきませんが、子猫がお腹を空かせている雰囲気でした。
そしてまた数日。
今度は子猫2匹のみでウロウロ。
私もまだ決めかねていました。
本当に3匹も飼えるのか。責任を持てるのか。
そして初めて見かけた時から2週間程度経った頃、次見かけたら保護する!
大丈夫、なんとかなる、というかなんとかする!
という気持ちに変化していました。
というよりも気が気ではなくて、私は意味なく近所をウロつく怪しい人になっていました(笑)
そして我が家の一因になった
2019年8月終わり頃。
お休みの日の朝、日課のようになっていた近所の徘徊。
影に隠れそうになる子猫を発見。
無事に保護。
もう1匹のグレーの子はさささっと影に隠れてしまい、保護出来ませんでした。
我が家に連れて行って、キャリーケースの中でひとまず安静にしてもらい。
玄関の所で落ち着いてもらう事に。
出たくてしょうがない様子でにゃあにゃあ泣いていました。
部屋ではなんだろう??知らない猫の声が聞こえるけど??
という我が家の2匹のにゃんずがキョロキョロしていました。
子猫ちゃんはしばらく泣いていましたが、暖かくしてあげたら落ち着いたらしく、スヤーっと寝てしまいました。
早速病院に連れて行く
その日のお昼頃にすぐに病院に連れて行きました。
2匹目のチョコちゃんと同じように診察です。
結果
女の子
体重359グラム
およそ1ヶ月半
チョコちゃんが1ヶ月で来た時よりも小さく、触ると骨が近い感じだったので、かなり痩せていました。
痩せているだけで、他は概ね良好。
あとは目やにが出ていたので、同じように目薬と抗生物質をもらい、ノミダニの薬も付けてもらいました。
提出物も同じ感じで、出たら持っていき、結果をチェックです。
こちらもお薬をもらってからは問題なく終了でした。
我が家で始まった暮らし
早速いそいそとリボンを購入して付けてあげる。
名前は、白いのでバニラに決定。
ケージに入れてあげてもすぐに出たがったのと、私たちも遊んであげたくてしょうがなかったので、リビングダイニング、和室も、ひとまず人間がいるときは開放してみました。
すごく甘えたチャンで、ヤンチャな感じ。
耳も良いらしくて、動きも素早い。
猫らしいネコです(笑)
怖がりなクロちゃん
おっとりしたチョコちゃん
とは違い、それぞれの個性溢れるにゃんこたちです。
バニラちゃんは何事にも興味津々で、動くものには寄って行きます。
先住ニャンズにも近寄っていきましたが、先輩たちの方が怖がる始末。
とりあえず、対面は完了です。
保護した日の写真。
既に我が家に慣れている感。
ケージの使い方
バニラちゃんのお手洗いをケージにセット。
ケージの2段目に上がれるように段差を作ってあげて、2段目にベットを用意しました。
もちろんお水とご飯もケージの中に。
1ヶ月半なので、よちよち歩くというよりも、もう少しはっきりとした歩き方が出来ますし、段差も問題なくクリアです。
遊んであげるときなどは出してあげて、眠るときはケージ内に。
というペースにしてみました。
- 先住猫との触れ合いは、寄生虫の様子をみてからにしたかった
- 初めて暮らす場所として、バニラちゃんのスペースを確保する
結果的にはこれも良かったと思います。
ケージも開放
バニラちゃんの場合、寝るとき以外は比較的早いタイミングでケージも開放しました。
主な理由
- クロちゃんもチョコちゃんも手術が済んでいた
- バニラちゃんがケージから出たがった
私たちも3匹目なので、なんとなくこれくらいは平気かな?みたいなゆとり感です。
先住猫との接し方
気をつけた点
- 先にご飯をあげる
- 先にかまってあげる
単純ですが、これくらいです。
もちろん子猫のうちは短いので、ついつい子猫ファーストになりがちですが、まずは先輩を立ててあげる。
それを気をつけました。
本人たちはそれを喜んだのかは分かりませんが、とりあえず大丈夫そうでした。
猫たちの様子
やはり違う猫が来た、ということもあって、最初のうちは威嚇する(先住から子猫)という事も見受けられました。
じゃれあいなのか、喧嘩なのかは分からない一触即発ムードの時もありましたが、猫たちの事なので、人間があまり干渉するのも良くないと思い、様子見で。
あまりひどく、怪我になりそう、みたいなことがあったら、その時は引き離そう、と思っていたのですが、心配には至らず。
猫同士でなんとか折り合いをつけるようです。
バニラちゃんのご飯
1ヶ月半も経っていたので、子猫用の小さめの粒のカリカリ
そしてミルク、水です。
ふやかしたのをあげたのは数日から1週間くらいだったでしょうか。
案外早くカリカリ食べてくれます。
不思議に思ったことは、ご飯をあげると、器に砂をかける仕草を見せるのです。
何回も。
猫と暮らしてから、今までに見たことのない様子でした。
ご飯に砂かけ仕草をする理由
おそらく、ママ猫(ミルク)が、ご飯となるものを隠して、他の猫に取られないようにしていた。
それを見ていたバニラちゃんも同じように真似をしていた。
だから、もう今はお腹いっぱいで食べられないけど、そのままにしておくと取られるから隠しておきたい。
そんな気持ちでやっていたのでしょう。
我が家に来てから2週間?1ヶ月?くらいはこんな様子もありましたが、そのうちしなくなりました。
お手洗い事情
バニラちゃん用のお手洗いを用意。
これは、クロちゃんやチョコちゃんも小さかった頃に使用していたものをそのまま復活させる形で使ってもらいました。
基本的にはバニラちゃん用なのですが、知らぬ間に先輩猫も使っていたりして、なんだかなぁ。
寄生虫問題が解決してからは、特に気にしないようにしました。
保護後のバニラちゃんの様子
まるで最初からそこにいたような。
そんな我が物顔で寛いで、遊んで、寝て、楽しそうにしています。
来客が来ても物怖じしない様子。
すぐに我が家にも、人間にも、先住ニャンズたちにも慣れて、元気いっぱいの毎日です。
多頭飼いの悪い点
特にないです。
強いていうのであれば、食事代、砂代が増える。
ワクチン代、手術費用もかかります。
費用が増えるので、その点は心しておいた方が良いですが、猫との暮らしは良いものです。
ワクチンや手術に関しては、別記事でまとめたいと思います。
まとめ
3匹目を飼うにあたって、先住猫たちとうまくやれるのか、など心配していた事も、全く問題なし。
飼う側のきちんとお世話する覚悟、さえあれば、3匹は2匹よりもむしろ楽しい暮らしです。
人間が1匹の猫と遊んでいる時も、他の2匹はじゃれあって遊んでいたり出来ます。
2匹の場合は、もう1匹が寂しい思い?をしているのかもしれませんし。
良かったな、というのが率直な気持ちです。
余談
チョコちゃん、バニラちゃんのお母さんのミルク。
バニラちゃんを保護した翌日に近所で見かけました。
その時もグレーちゃんは物陰に隠れるようにしていたのですが、2匹ともそれっきり。
グレーちゃんはどなたかが保護してくれてると良いな、と思ってます。
ミルクは。。
まだ4歳にもなっていなかったと思います。
でも野良猫の寿命は短いそうなので、どこかで隠れるように眠ったのだと思います。
可愛いチョコちゃん、バニラちゃんを産んでくれてありがとうね〜。
ミルクの分まで可愛がるからね〜。