築40年の一戸建てでにゃんず3匹と暮らすアコです。
今回も一番最初に我が家にやってきたクロちゃん♂のお話。
今回は、去勢手術の為に病院へ連れて行った時の事を書いていきます。
問題点
我が家では、クロちゃんに関して大問題がありました。
基本的な問題は
- 触れない
- もちろん撫でるなんてもってのほか
- さわれないので捕まえられない
- もちろん懐いていない
2018年6月
二匹目となるチョコちゃん♀が我が家の一員となり、そこの頃のクロちゃんは1歳半ほど。
スプレーをあちこちにするようになっていて私達も困っていました。
そのままにしておくのはチョコちゃんとクロちゃんとの関係上問題があったので、どうにかしなくてはいけなくなったのです。
チョコちゃんを迎えた時、和室でチョコちゃんに生活してもらい、クロちゃんはリビングは2階など、自由に生活してもらっていました。
クロちゃんは懐かないとはいえど、お家で暮らす分には隠れて出てこない、ということもなく、適当な過ごしやすいところで寛ぐ事は可能です。
いずれチョコちゃんもリビングを開放して、という時期が来てしまうので、1ヶ月以内になんとかして病院へ連れて行こう、という事になりました。
どうやって病院へ連れて行くのか
色々と調べたところ
洗濯ネットに入れてから、キャリーケースに入れて連れて行く
というのが最善らしいということになって早速トライ。
*チョコちゃんや、バニラちゃんは洗濯ネット経験はもちろんなく、普通にキャリーケースに入ってくれます。
病院へは、クロちゃんの手術をお願いしたい旨は連絡済です。
私達とクロちゃんの関係性も理解してくださっているので、無理な場合にはしょうがないので焦らずに、というアドバイスもくださっていました。
先生も、洗濯ネットが良いとお薦めされました。
1回目の挑戦
私達の良からぬ気配を察知したクロちゃん。
警戒されます。。。
一度ネットに入りそうな気配があったのですが、チャックを閉める寸前で逃げられます。
何度か挑戦したのですが、クロちゃんの警戒心が半端なくなってしまったので、その日は断念しました。
2回目の挑戦からの成功
病院へは失敗した旨を伝えました。
洗濯ネットは難しいということになり、通常家猫では使わないアイテムを借りることになりました。
それが捕獲器。
こういうものを使うお家はそうないでしょう。
リビングに設置。
そこにチュールを置きました。
美味しそうな匂いに引き寄せられて、捕獲器の中に入る。
そして出口が塞がる。
そんな感じです。
しまった瞬間のクロちゃんは大暴れ。
大きめのタオルを巻いて、素早く病院へ連れていきました。
去勢手術
病院へついても興奮したままのクロちゃん。
捕獲器を縦にして、動きを制限。
手術などの流れを聞いて一度私達は退散しました。
通常、麻酔は注射でするようですが、興奮しすぎているのもあるので、吸気麻酔をしてから、という流れでした。
爪も切れていなかったので切ってもらい
他、ノミ・ダニのお薬も付けてもらいました。
*ワクチンも1回打ってもらったような。。。
去勢手術の場合、泊まりではなかったので、夕方また病院へ行って連れて帰ってきました。
帰りも捕獲器に入れてもらって、お家で扉を開けました。
*捕獲器は当日中に病院へ返却しました。
確かその日の支払いは2万円と少しだったかな。
3万はいかなかったと思います。
その後の様子
手術で疲れたのか、懐かないとはいえど、お家は落ち着くのか。
その日は静かにしていました。
食事も普通に食べていたかな?
具合が悪くなる、などの問題も特にありませんでした。
良かった。
スプレーなどの発情はどう変化したのか。
手術後は全くしなくなりました。
あんなに大変だったのは何だったのだろう。
もっと早くに連れて行ってあげられればよかったです。
本人的にはどうしようもない衝動からの結果だったので、飼い主である私達がしっかりケアをしてあげることが大事。
オス猫の場合、1年未満くらいから発情が始まるとされていて、発情の前に手術をしておくことが推奨されています。
やはりスプレー行為は暮らしている人間も困りますしね。
*その後、壁紙なども張り替えて、スッキリきれいになりました^^
チョコちゃん♀との対面
手術後、扉をすべて開放してチョコちゃんともふれあいを始めることが出来ました。
壁越し、ケージ越しには会っていたので、喧嘩することもなく、対面がうまくいきました。
クロちゃんの手術や、チョコちゃんのノミ・ダニ関係(チョコちゃんの場合は来てから1週間程度で解決)など不安な点が解消されたので、これで晴れて安心です。
チョコちゃんはすくすく甘えたちゃんに。
一緒にベッドで寝てくれますし、膝の上にものって寛いでくれます。
クロちゃんは相変わらずのツンデレのツンのままですが、その後、バニラちゃんも迎えたこともあり、毎日少しずつ、ほんの少しずつではありますが、様子に変化も見られます。
まとめ
保護猫とはいえ、3匹の中では相当怖がりで、人が苦手はクロちゃんのようなケースは稀だと思われます。
もちろん、私達の最初の接し方に問題があった点は心底理解しております。
猫も個性がありますし、いろいろな状況があると思いますので、病院へ連れていきたいけれど、どうしても捕まえられない、という場合、参考になるかはわかりませんが、こういう事もあるのだよ、という感じで読んで頂きますと幸いです。
捕獲器は、市販されておりますが、私達は病院で借りることが出来ました。
よく使うものではないと思うので、病院などへ相談してみるのも良いと思います。