築40年の一戸建てでにゃんず3匹と暮らすアコです。
しばらくぶりのDIYに関して
今回は和室の砂壁を白く塗装した時の方法から仕上がりまで書いていこうと思います。
元々の状態
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/1.jpg)
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/2.jpg)
ベーシックな砂壁といいましょうか。
40年の蓄積もあり、ホコリやら、触るとポロポロ。
なんとなく薄暗い印象です。
和室はリラックス出来ますし、にゃんこ達も走り回ったりするのにとても快適。
このまま残していこうかな、という感じです。
*書いている時点ではまだ畳には着手していないのですが、もしかしたら畳ではなくなる可能性もあります^^;
ひとまずこの薄暗い印象をどうにかすべく白くすることにしました。
白くする方法
- 板を貼って塗装する、又はクロス
- 漆喰を塗る
- 塗装する
一般的にはこのような感じでしょうか。
迷ったのですが、板張りをするのはかなり大変そうなので却下しました。
漆喰も面白そうだとも思ったのですが、リビング・ダイニングで塗装した塗料がまだ残っていたのもあり、塗装に決定しました。
と言ってもすぐに塗装できるわけではありません。
下地塗りの前にやるべきこと
大事なことを忘れてはいけません。
硬めのブラシで砂壁表面をブラッシングします。
亀の子束子を使ってみました
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/6.jpg)
長年積もった?付着したホコリやらをブラッシングして落としていきます。
これがものすごいホコリでして。。。
我が家だから、というか、きっとご自身で砂壁をどうにかしようとされる方は築年数がある程度経っているお家だと思うのですよね。
恐らく想像を超えるホコリが出ますので、要マスクです。
そうすることで、ホコリはもちろん、取れかかったポロポロとした砂壁も落としていきます。
マスキング
塗装の際に重要なポイントです。
面倒臭がらずにしっかりとマスキングしていきます。
床の面は養生付きのタイプを使いました。
ニャンズが貼っている時にシャカシャカ音に吸い寄せられてきました(笑)
破られても大変なので、上からダンボールで抑えておきました。
そして侵入しないように追い出します。
![猫のいる暮らし](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/4.jpg)
キャットケージを移動させてしまったので、チョコちゃん穴から登場したものの、いつものケージがなくてプルプル
![猫のいる暮らし](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/5.jpg)
下地塗り
そこからやっと下地塗りです。
カチオンシーラーを使用しました。
薄めずそのまま使います。
ローラーにたっぷりと付けて塗っていきます。
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/7.jpg)
かなり吸い込みます。
おいおいおい。というくらいです(笑)
![和室 砂壁 塗装の方法 カチオンシーラー ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/8.jpg)
ある程度乾いたらまた塗って、
また乾いたら塗って
結局3回塗りました。
3回目でやっとスムーズに塗れる感じです。
染み込む感じがなくなるのが目安です。
下地塗りの効果としては、砂壁が塗料を吸い込んでしまうので、塗料を無駄にしない。
ということだけではなく、砂壁のポロポロとしたものを固める効果もあります。
下地塗りが甘いと、上から塗った塗料から砂壁の色が浮き出てきてしまうかもしれませんので、ここは大変ですがしっかりと塗りましょう。
ここまでで確か2日間。
カチオンシーラーを使用した時の記事は↓
ノボクリーン白で塗装
細かいところはブラシで。
大きい面はローラーで塗っていきます。
結構細めのローラーを使いました。
結果それがかなり効果的でした。
長押と砂壁の間には隙間がありまして。
見えるところまでしか砂壁になっていないのです。
それは適当な工事、施工、というわけではなく。
なのである程度長押の内部?隙間まで塗装する際に、細めなローラーが役に立ちました。
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/9.jpg)
何も考えずにただひたすら塗っていきます。
1回目。
2回目。
ある程度2回できれいになったのですが、もう一声。という感じ。
結果3回塗って完了です。
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/10.jpg)
4日間かかった
お掃除から始めて(その日のうちにシーラー塗ってました)
塗装完了(マスキングテープ外しからその後の散らかった部屋をきれいにする)まで丸々4日間。
2,3日で終わるかな、と思っていたのが甘かったです。
塗装なので、乾いてから塗る、が基本。
それだけではく、シーラーも3回、塗装も3回。
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/11.jpg)
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/12.jpg)
普通の6畳間なのにも関わらず、結構和室が広くさえ感じました。(なかなか終わらない)
恐らく、壁、長押の上、天袋の下の床の間スペース。
細かく別れていたのも進みの悪い、というか大変に感じた原因かもしれません。
旦那さんは仕事だったので、ほぼほぼ私一人でやったのも原因ですね。
とはいえ、始めてしまったら途中で投げ出すわけにも行きませんのでやるしかなかった。。(笑)
結果和室が明るくなった
過去をすべて忘れるくらい、きれいに明るくなりました。
にゃんずも大喜び
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/13.jpg)
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/14.jpg)
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/16.jpg)
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/17-768x1024.jpg)
塗ってよかったです。
時間もかかっただけあって達成感が半端なかったです。
和室のなんとなくな薄暗さがずーっと気になっていたので解消されました。
もう以前の事を思い出せないくらい。。
ダクトレールに変更
![和室 砂壁 塗装の方法 ビフォーアフター セルフ DIY](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/19.jpg)
ぶら下がった照明があまり好きではないので(和室の天井が高くないので圧迫感がある)ダイニングと同じ簡単に付けられるダクトレールを購入して取り付け。
壁が白くなった事、照明が上に行ったのでスッキリ、どことなく広くさえ感じます。
和室には、照明のスイッチがないのでどうしたかといいますと、リモコン付きの電球にしました。
実は最初、人感センサーの電球を付けたのですが、2個付けたところ、片方しかつかないのです。
![人感センサー付きライト](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/20.jpg)
![人感センサー付きライト 口コミ](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/18.jpg)
![人感センサー付きライト](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/21.jpg)
![人感センサー付きライト](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/22.jpg)
当たり前なのですが、明るくなってしまえばもう一個が点灯しないのです。
旦那さんと大爆笑。
買う前になぜ気が付かなかったのでしょうかね。。
ダクトレールに電球1個、というのも、、、
さらに、ニャンズが歩き回るたびに電球がつくので、ニャンズはびっくり。
そのままにしてしまえば慣れたのかもしれませんが、実は私達も和室のそばを通るだけで(そばというか、リビングの和室よりを通る)点灯してしまうので、なんとも落ち着きません。
という訳で、人感センサー電球はお手洗いとバスルームへ移動。
和室にはリモコン付きの電球を付けた、というわけです。
![リモコン付き電球 レビュー](https://nekotsuki-kodate.com/wp-content/uploads/2020/10/23.jpg)
お手洗いとバスルームではかなり便利で活躍してます。
かかった費用
和室塗装にはあるものを使用したので追加購入なし
ダクトレール:2,726円
人感センサー付きE26口径:1,819円
リモコン付き付きE26口径:1,280円
合計:5825円
今までからの合計:96,727円(税別)