その10 多発性子宮筋腫を子宮全摘手術で切除した話

多発性子宮筋腫を子宮全摘手術で切除した話

術後6日目

3月10日(水)

縫合部分ホチキス取りです。
午後から?と言われていたのに、
隙間時間(午前中)で先生、見習い先生、看護師さん総勢5名くらいで
病室に現れた時は面白かったです。

「ゾロゾロゾロ。」と言いながら入ってくる先生が可愛らしすぎました^^

専用の器具でホチキスを取っていきます。

18個くらいでしょうか?

一応写真を取りつつ、その後はスマホの画面で取っている様子を見学します。
寝っ転がっている為、直接見るのは大変なのでそうしていたら、
先生に、そういうのもあるのか。便利。お初。
と言っていました。
実際とてもよく見えて便利でした。

ホチキス取るとき痛いかと思っていたのですが
全く痛みなく。でした。
私自身、痛みに強いのかもしれませんが、縫い針をチクッとよりも痛くないです。


その後、優肌絆みたいなテープを横向きに貼っていきます。
縦にビーっと貼るのではなく、横向きに、重なってもよいくらいぴっちりと貼っていきます。

その上にガーゼ付きの防水テープを貼ります。
この防水テープは、退院1週間後の検診の時にはがすようです。

はがした後は、今貼っているテープのまま、4週間を目標に貼り続けるそうです。
取れたらしょうがない、という事らしいです。

私はお友達から優肌絆を頂いたので、はがれそうになったら貼り換えようと思ってます。

他の種類のテープに関しても若干聞いてみたのですが、
一番かぶれにくい、かゆくなりにくいのがこの手合いのものらしいです。
もし、それでも、という場合は言ってほしい。とのこと。

また、4週間以上経過したのち、何かはる、という事は無いようですが
もし必要なら言ってほしい。と言ってました。

アトファインも良さそうですが、私は優肌絆にしました。

退院後の生活

午後に退院後の生活の話を受けました。

開腹手術後に気をつける点

「太らないほうが良い」とのこと。

切った部分には肉は付かないので、山型食パンのような感じになるそうです。
それっていまいちですよね。。。
山の部分を作らないようにしさえすれば大丈夫なので、太ることに注意、だそうです。

その他は以下の様に説明を受けました。

食事

制限は特になし。
便秘にだけは注意とのこと。
膣からの出血の可能性、便秘がちだと腸管が癒着しやすくなり、腸閉塞につながるので注意が必要だそうです。
なので、健康的な食生活を送るように、ということですね。

家事

退院後1週間くらいは、身の回りの事をするくらいにしましょう。
3週間くらいを目安に、
徐々に家事などを増やして、入院中に減った筋力を取り戻す、というイメージだそうです。

入浴

洗髪、シャワーは問題なし。
入浴は1ヶ月後くらいから(1ヶ月検診後から)
美容院自体は問題ないが、お腹を伸ばす姿勢を取るのはきっとつらいはず。
1ヶ月くらい様子見るか、ご自身で様子を見ながら決めてくださいとのことでした。。。

外出

買い物、短時間の散歩は良い。
退院後2~3週間は腹圧がかかるような重いものを持つのは避ける。

運動

自転車は、振動が伝わりやすく、腹圧がかかるので、なるべくのらないように。
目安は1ヶ月程度。
車の運転は2週間くらいを目安に、短距離から始める。

仕事

1ヶ月検診後の復帰をお勧め。
オフィスワークなどであれば、1週間検診後から徐々に。

夫婦生活

2ヶ月から3ヶ月程度してからに。

卵巣欠落症状(更年期症状)

手術前まで正常な月経周期があった場合
月経自体はなくなり閉経になるが、卵巣があるので、更年期症状は、手術をしない場合と同様に出現。
閉経年齢は、45歳から55歳が正常範囲で、日本人平均は50.5歳
卵巣機能の低下は、血液検査でわかるので、気になる場合には受診すること。

子宮癌検診

子宮全摘出手術を行った場合は、子宮癌検診の必要はなし。
卵巣が残っているので、年1程度の卵巣検診(超音波による卵巣のチェック)が推奨。
卵巣癌は、初期に自覚症状が出現しにくいため、早期に見つけるのが難しい。