野良猫を保護したらやっておくべき事

築40年の一戸建てでにゃんこ3匹と暮らすアコです。

我が家のにゃんこはすべて保護猫です。
それぞれを保護したいきさつは、前回までのブログに記載しているのでご覧ください。
クロちゃんの場合
チョコちゃんの場合
バニラちゃんの場合

今回は、猫を保護した際に、食事や水分などの他に、行っておくべきことを書いていきます。

初めて猫を飼う事になりそうだ
飼ってみたいけど、どのようにしていったら分からない
という方にも参考にしてもらえると良いです。

ねこつき一戸建て 野良猫を保護したらやっておくべき事

動物病院へ行く

保護したら、ひとまずなるべく早い段階で動物病院に行っておきましょう。
基本的に見てもらう事は最低2点です。

体重なども測ってくれます。

主に気を付ける事は以下の2点です。

寄生虫チェック

これはまず一番最初に大切なことです。
どんなにきれいに見える猫でもお腹の中には多かれ少なかれ存在している寄生虫。

でも、怖がることは全くなくて、お薬を1錠飲んで出してしまえばそれで終了です。
ケースバイケースで、卵から成長過程において1錠の薬では対処できない場合もあるので、その時は、獣医さんの指示の元でもう1錠恐らく処方されると思います。

お外にも出すような飼い方を考えている場合には、定期的に行うと良いと思います。
お家の中だけで飼っているよりも、病気やケガのリスクは高くなるので、その辺も気にしながら暮らしていくと良いのではないでしょうか。

ノミダニチェック

我が家のにゃんず3匹とも、ノミダニは全くおらず大丈夫でした。

多くの方が、動物病院に行った際に薬を付けてもらうのが

「フロントライン」

これがノミダニの薬です。
耳の後ろ側、首の付け根にかけて皮膚に極力近い位置に付けます。
月一が推奨らしいですが、我が家は病院に行った時だけもらって付けてます。

こちらも我が家としては、お外には出していないので、それくらいでいいかな、と思っているのですが、お外にも出してあげる暮らしをしている場合などは、定期的に行う事によって、にゃんこの健康を守ってあげられると思います。

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ワクチン接種

こちらは飼い始めてから上記の2点が落ち着いて、成長時期に合わせて病院へ相談する点となります。

ワクチンとは

感染症を予防するためにつける薬
ワクチンを接種する事によって、感染症に対しての免疫力をつける事が出来る

  • 猫ウィルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫汎白血球減少症〈猫伝染性腸炎)
  • 猫クラミジア感染症
  • 猫白血病ウィルス(FeLV)感染症
  • 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV、猫エイズウイルス)

この6つの感染症に対してのワクチンが存在するそうです。

「3種混合」

猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の3種

「4種混合」

上記3種に 猫白血病ウイルス感染症を加えたもの

「5種混合」

上記4種に 猫クラミジア感染症を加えたもの

猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)のワクチンは単品で別で接種が必要

完全家猫の場合はどれにしたらよいか

我が家は3種混合にしました。

お外にも連れて行く可能性もある場合には、4種混合、又は5種混合がお薦めです。

3種混合は「コアワクチン」ともいわれていて、すべての猫が接種を推奨されているもの。
空気感染力が強い3種を接種する事によって大切なにゃんこの健康を守ります。

ワクチン接種の時期はいつ?

母猫からの母乳などからの免疫力は2か月程度だそうです。
これが切れる頃に最初のワクチンを接種する事が大切、と言われました。

なので、生後2か月を超えたあたりで、1回目を行います。
2回目はその1ヶ月後です。

それ以降は年1回が推奨です。

ワクチンの費用

我が家の場合、ワクチンだけで5,000円くらいだったと思います。
2回行くので10,000円。

3匹なので30,000円。

と言いたいところなのですが、クロちゃんは行っていません。
(去勢手術した時にしたかな。。いや多分してない)
今の所3年半元気に過ごしています。
いつかチャンスがあれば連れて行ってあげたいが。。

まれに拒絶反応を起こしてしまう場合もあるそうなので、お家に連れて帰って、万が一の時には急いで病院に行ってください。

我が家の場合は、当日若干だるそう?病院で疲れた?単に眠い?くらいで、食欲も特に変わりなく、全く問題ありませんでした。

シャワーについて

こちらも気になる点かと思います。

保護した猫がよほど汚れていた、という場合でなければ、すぐに洗ってあげる
という事はしないでも良いと思います。

もちろん気にはなると思うので、洗ってあげても良いかと。

ただ、お家にまだ慣れていない猫を洗うのは相当な覚悟が必要かな。
といっても、子猫だったら何のことか分からずにされるがままになっているかもしれないのと、早くにシャワーに慣れてもらえれば、お風呂大好き猫になるかもしれませんね。

我が家の場合、ちびっ子バニラちゃんだけはシャワー経験ありです。

にゃんこは、毛で覆われているのでフワッとした印象ですが、洗うとかなり小さくなります。
こんなに小さくて細いのね。。。
私もびっくりしました。
バニラちゃんが小さくて、痩せている事もあったのでしょう。
なんだか可哀そうな気すらしてしまいました。

猫 シャワー お風呂 入れるべきか 猫との暮らし 猫のいる生活

まあ、お風呂すき猫もたまにいるそうなので、我が家のにゃんずもそうなったらいいな~などとも妄想してしまいます(笑)

チョコちゃんはタイミングを逃してしまってなんとなく今まで過ごしてしまってます。
クロちゃんは言わずもがな。

猫自体は毛づくろいによって、身体を綺麗にしているので、よほど埃まみれになった、とかでない限りは洗わなくても良いかなとも思います。

外にも連れて行くにゃんこの場合には、やっぱり洗ってあげた方が良いかも。
気分的に。

ブラッシング

猫自身で毛づくろいする事によって毛並みも綺麗で、余分な毛も抜けていくものの、ブラッシングをしてあげる事によって、スキンシップにもなりますし、なによりニャンコも大喜びなので、してあげると良いでしょう。

とはいえ、ちびっ子バニラちゃんはそんなに今の所好きではなくて、3ブラッシングくらいしただけで逃げていきます(笑)
遊びたい盛りなので、もう少し落ち着いたら好きになるかな~とのんきに構えてます。

チョコちゃんはブラッシング大好き。
ゴロゴロ言いながらもっともっと~とせがんできます。
途中でやめると「え?」と不穏な空気に(笑)

遊んであげよう

高くに登れる場所を作ってあげたり、隠れる所を作ってみたり、猫じゃらしで遊んであげたり。
お家になれて、飼い主に慣れて。
毎日おんなじことの繰り返しをしているような猫たちですが、その佇まいや動き、すべてにおいてとにかく可愛い。

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必要な事をまずしてあげる事が飼い主には必要です。
あとはにゃんずと沢山遊んでリラックスしてもらって。
そこににゃんこがいるだけで幸せなきもちになる。というものです(笑)